私にとって寒い季節のインテリアに欠かせないバッターニエ。
バッター二エはトルコの東にあるシールトという場所で織られている最高級の未染色の天然アンゴラウールや天然羊毛ウールを用いた暖かい手織りブランケットです。
かつては厳しい山岳地帯の冬を乗り越えるためにたくさん織られていましたが、今日ではたった数十人しか織手が残っていないそうです。
バッターニエは男性によって木製の織機を使って織られます。
柔らかく軽いのでブランケットとしてや、キリムのように敷物にしてもお洒落です。

こちらはもう開いて溜息物の超絶美しいヴィンテージのバッターニエ。
流石に古いものになりますので起毛の残り具合に少しムラがあったり織り目に多少の開きは見られますが、もうこの美しさは今ではなかなかない貴重な一枚かと思います。
シールトのおじさまのお話によるとバッターニエのクォリティのランクは全部で7ランクくらいあるらしく、
私もこれまでにたくさんのバッターニエをご紹介してまいりましたが、確かにそのクォリティには差がピンキリでありました。
人それぞれに用途や予算など違うと思うので、何が良いか悪いかではなくどれもこれもご紹介してきておりますが、このバッターニエは本当に素晴らしく飛びぬけたアンゴラウールの質の良さではないかと思います。
白というよりはかなり生成りなのでお日様にあたった時にはまるでゴールドヘアーのような輝きを見せてくれます。
そして古いからこそのしなやかさ柔らかさもありますのでそのあたりもお楽しみいただけたらと思います。
綺麗なバッターニエもどんどん貴重になってきています。
是非この機会にお迎えください。

天然素材にご理解のある方のご購入をお願いしております。

＊バッターニエとはトルコ語で「毛布」、「ブランケット」という意味です。


★シールトバッタニエのお手入れ方法★

よっほど汚したりなどなければ1年に1回程度で十分です。
普段は頻繁に外に干して埃を叩くだけで大丈夫です。

洗う場合、最もお勧めなのはオリーブオイル石鹸と水で洗うこと。(ない場合お洒落着洗いやウール用洗剤でも構いません。)
バスタブやバケツの中で手で優しく揉み洗いし水が綺麗になるまで注ぎます。
最後に柔軟剤を馴染ませ軽くすすいで形を整えて干します。(脱水も手で行ってください)
サイズが小さいものは、現地では低温で洗濯機で洗うことができるとされていますが個人的にはやはり長持ちを考えると手洗いがお勧めです。脱水機はかけないことをお勧めします。
出来れば太陽の力でしっかりと乾かします。
バッターニエは少なくとも30年、長ければ50年間以上使用できると言われています。
そのためにも湿気のない乾燥した場所で使用する必要があります。
真夏など使わない時期がある場合も頻繁に干してあげてください。
乾燥材防虫剤と一緒に保管してください。




サイズ ：約横130×縦170cm（フリンジを除く）　　　
素材　　：アンゴラウール、縦糸はコットン
産地　　：東トルコ(シールト)　
経年　　：約50年
状態　　：やや使用感あり(汚れなどはなし)




●日本国内より発送いたします。　
　日時指定の希望のある方はご購入の際に備考欄にご記入ください。
　記入のない場合指定なしで発送させていただきます。
●価格には送料が含まれています。
●採光やモニターによって多少の色の違いがみられることがございます。
●オールドキリムは古い手織り物であるため、使用感のあるのもです。
糸のほつれ毛羽立ちなど見られる場合がございます。本品の特徴としてご理解いただける方のみのご購入をお願いしております。
●当商品は洗濯済みですが、アンティーク品であるためシミなどがある場合がございます。ご理解いただける方のご購入をお待ちしております。